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加藤誠司のお気に入りアイテム

もはや必需品
[2011-01-29]

【魚探】ハミングバード・サイドイメージ

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数ある魚探の中でハミングバード・サイドイメージは、プラクティスに多くの時間を割かずにトーナメントに参加する私にとっては、メチャクチャ便利な魚探なのです。
この魚探が登場したのは3~4年前。ボトムのイメージを3D画像で見ることができるものとして発売されました。フィッシングショーでデモ画面を見たとき、そのカバー範囲の圧倒的な広さにこれは凄いと驚きました。なぜかというと、通常の魚探は船の真下の様子を画面に表示するのですが、このサイドイメージは、船下はもちろん船の左右の様子も3D画像で映し出されるのです。

そもそも魚探の役割とは、魚がいるかどうか、底の状態はどうなっているか、軟質か硬質か、障害物はあるのか、地形は?など水中のたくさんの情報を提供し、私にイメージを描かせてくれること。そのフィールドが慣れていない所であればあるほど、いかに水中の様子を把握しバスフィッシングにつなげられるかは、釣果に関係します。だから、より広範囲を立体的に見せてくれるものはパフォーマンスがとても高い。
今まで使っていた魚探は、振動子が付いている真下しか感知ないため、その真横に大きなストラクチャーが沈んでいても、画面にそれが表示されることはありませんでした。また、ボートの前と後ろに魚探の振動子を付けて前後の表示の差で障害物の大きさを想像したりと、使う側の想像力と画面解析能力を必要とし、なおかつ何度も同じところを行ったり来たりして画面に映し出されたデーターを頭の中でつなげて大きな水中画像をイメージしていました。
ところがサイドイメージを使うと、例えばボートの横左右30mと必要な範囲を設定すると、船を中心に幅60m間に存在する障害物や地形が1度でわかってしまうのです。例えが良いかわかりませんが、幅30センチのモップで体育館を掃除するのに何十往復もしてやっと終わるのを、幅3mのモップで一気に拭き取るようなものです。このおかげで、初めて行く釣り場でも短時間で魚が付く場所を特定できるようになりました。

特に活躍したのは海外のトーナメント。わざわざ日本から持って行きました。初めての湖では、湖沼図だけで魚の付き場を予想する範囲は限られているので、どうしても何度も魚探をかけたり、釣り込んでみないと、どこが良いポイントなのかわかりません。周りのトーナメントプロ達に釣れる場所を聞かずに、過去の経験とシーズナルパターンでおいかけて結果を出す必要があります。そのときこそ魚探を持ち込むと短時間でいろんなことを得られるので助かります。

ポイント1

幅60mの水路も、真ん中を一度通るだけでボトムがどうなっているか、どこに障害物が落ちているかなどわかってしまう。さらに、見つけた障害物のどの位置に魚が付いているかを画面で見て確認できる。水の中を、まるで直接目で見ているがごとく魚を探すことができる。(画像:左)

ポイント2

前方後方の魚探がリンクしているので、障害物を見つけた場合どちらの魚探でマークしても場所を特定することができる。前方の振動子はエレクトリックモーターに付いているので、モーターの方向を変える事で横の位置をぐるっと一周させることができるため、前方30mにある障害物もエレキのヘッドを横に向けることで確認できる。(画像:中)

ポイント3

GPSとリンクもしているので、水中の障害物の位置にマークをすると、横にある障害物の真上にポジションマークを打つことができる。船の30m横にある障害物を見つけても、GPSでマークすれば次回にはGPSを見ながらその場所の真上に行くことができる。使い方によっては障害物の上に行かずして障害物を見つけることができるので、ポイントにプレッシャーをかけなくてすむ。(画像:右)

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